カテゴリー別アーカイブ: 何故削ぎバサミはいけないのか?

何故削ぎバサミはダメなのか?③

最後の問題点のごまかしやすいということですが、私は一番の問題点はここだと思います。

なぜなら削ぎバサミを美容師の方たちが多用するようになったのは、1990年代後半ぐらいか

ら徐々に軽いヘアースタイルが多くなり、レザーや削ぎバサミなどを多用する美容師さんが多く

なったと思います。

問題はここからでヘアースタイルのトレンドがますます軽さをましていき、特にベーシックをあ

まり知らない若手のの美容師の方がベーシックをおろそかにして削ぎバサミやレザーに走りすぎ

てしまい、削ぎバサミやレザーさえ使っておけば少々ベーシックカットがいい加減でもなんとな

く今風のなじんだヘアースタイルになり、しかも短時間でとなると効率的にもいいのでますます

ごまかしのカットが町をはびこるようになりました。

今現在ヘアースタイルの傾向は、すでにボブヘアーの流行を見ても逆に重い方向へ投げられて

おり、ベーシックをおろそかに出来ない時代に戻ってきました。

ということで、長くなりましたが結論を一言でいえば素人の人でも削ぎバサミでカットをさせる

と、少し器用な人なら一応さまになるヘアースタイルが切れるということで、削ぎバサミはごま

かしの天才なのです。

以上

何故削ぎバサミはダメなのか?②

次に使い方の問題ですが、以前よく見かけたのは根元からばしばし削ぎバサミが入っていたり、

根元中間毛先と3段階に分けてパネルを切断するようにばしばしと削ぎバサミが入っていたりで

あきらかに削ぎバサミを入れましたとわかる入れ方はどうかと思います。

私も今でもメンズの方やベリーショートの方には削ぎバサミを入れることはありますが、ほとん

どがはさみのみで軽くしていき、もうこれ以上手が入らないところのみを最後に少し使うだけで

す。

もし入れるにしても素人の人が見て私でも切れそうという安易な削ぎバサミの使い方は、あまり

よろしくないと思います。

もし使うとしたら削ぎバサミが入っていないように感じさせる工夫が必要だと私は思います。

御新規のお客さまで、よくある削ぎバサミを入れられて困ったコメントは次の通りです。

①削ぎバサミでいたんだ。

②ヘアースタイルが変に広がる。

③毛先がペラペラになってしまった。

④艶がなくなった。

⑤ばさばさになった。

⑥ボリュームがなくなりすぎて、ペッタンコになった。

⑦よく跳ねるようになってまとまらない。

とこのようにかぞえあげるとまだ他にもたくさんございますが、やはりどうせつかうのなら、

最終に結果をよくするためによく考えて使っていきましょう。

次回は最後のごまかせる問題について説明いたします。

続く

何故削ぎバサミはダメなのか?①

まずハサミの質の問題と使い方の問題とごまかせる問題の、大きく分けて3点ございます。

一つ目のハサミの問題では、まずよく切れるハサミであるかどうかですが、切れが悪いと必ず髪

を傷めることになります。

原因はもともとのハサミがよく切れるものであったかどうかですが、今では百均でも売られてる

ぐらい質の悪い物も出ているぐらいですので、最低4~5万円するぐらいのものを使われている

かどうかと、常にハサミの状態を点検しているかどうかですね。

いくら高価なハサミでも切れが悪いと問題外ですね。

今最新のハサミですと抜け (抜けとは削ぎバサミで髪の束にはさみを入れてそのままハサミを閉

じたままハサミを抜いても髪がひっかからないことです。) がかなり良くなっていますが、悪い

ハサミだと抜けが悪く引っかかって髪が抜けて痛い時があります。

皆さんもそういうご経験はないでしょうか?

次回は2つ目の使い方の問題について説明いたします。

続く